週末の決勝2試合の1つ。
AFC女子アジアカップ決勝vsオーストラリア戦。
選手にとっては悲願の優勝、でも国際Aマッチではなく、海外組が呼びにくい大会。
25日の決勝戦前の宮間のコメント抜粋
「お互いの手の内をよくわかっているチーム同士ですので、我慢比べになると思いますし、どちらがある意味でずる賢くできるかだと思います。オーストラリアは高い攻撃力を自信としていますが、こちらも一瞬の隙を仕留めていきたいです。」
澤のついて来い的なリーダーシップから、皆で肩を組んで戦うチームにまとめる宮間と行動で見せる大儀見・川澄のチームは、新しい力と融合しつつ更に成長を続けるでしょう。
試合後に解説が言ってましたが、24日の練習風景の写真で、ペットボトルに各選手の名前とメッセージを書いたのは宮間だそうです。
引退後は温泉の女将さん出来るでしょ、湯郷で。
でも、やっぱりもったいないです。
さて試合ですが、予選第1戦ではオーストラリアに先制され、大儀見の活躍でやっと2-2の引き分けだったのですが、これをどう修正するか。
大儀見はいない。
なでしこの対応力が問われるゲームです。
オーストラリアは個の力では圧倒的ですが、それ以上のものがあるようには見えませんでした。
中盤の支配が重要ですが、持久力とクレバーさで勝るなでしこジャパンならきっと大丈夫と思っていました。
そして、結果は1-0
やってくれました!
チーム力での勝利です。
宮間が試合後に「90%の出来、残り10%は自分とチームの成長」と語った通り、熊谷の代わりに入った川村もよく頑張ったし、新しい戦力が育っています。
GKの山根もそうですが、選手の身長も徐々に伸びているようです。
あと希望をいえば、大儀見や川澄並みの走力がDFも含めてもっと欲しい。
今のままでは、相手への脅威にならないし、ロングパスを恐れて最終ラインが上がりにくくコンパクトにしづらい。
残り1年、カナダでのワールドカップに向けて、更なる高みを目指す前大会の女王には良いラストスパートになったでしょう。
最後に、選手紹介で体重いるのかな?
みんな、グラウンドの外では乙女なんだからやめたげて。
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