ベジタリアン

薬味堂にて

ベジタリアンのカテゴリーは本来フードとは違いますが、先日の行ったカレー屋さんでの会話が気になったので、ちょっと調べて見ました。

 

もともと仏教では殺生を戒めて、動物を排した精進料理があることは昔から知っています。

 

広くはベジタリアンの中の一派でしょうが、狩猟民族と言われる西洋人よりは根源的に古いと思います。

 

欧米や豪州などの国では、急進的な動物愛護団体があるようです。

 

多分に思想的もしくは宗教的なニュアンスが感じられます。

 

一般的な日本の人は思想的や宗教的になることを敬遠している様に思います。

 

日本で野菜嫌いが多いのに、ベジタリアンが少ないのは、何も折角の美味しい食材を味わえない残念さだけではなく、周りを気にして暮らしていることもあるかもしれません。

 

Happy Vege Life! というサイトを拝見すると、マンチェスターの教会に端を発するようです。

 

他にもベジタリアンに関する様々な情報が書いてあり大変参考になりました。

 

大物俳優の数々やカール・ルイスのような一流アスリートもベジタリアンであるとは驚きでした。

 

詳しくは Happy Vege Life! を御覧下さい。

 

話は最初に戻りまして、先日行ったカレー屋さん「薬味堂」では、ベジカレーというメニューがあります。

 

最初行った時に、ベジカレーには動物性のものは使っていないと聞き、「イスラムの人も食べられるね」というと、「にんにくを使っているのでイスラムはダメ」との返事、「じゃあ、ベジタリアンだね」と会話をしました。

 

2回目の時、ベジカレーを頼んだ後、すぐ入ってきた女性に店主が「お肉ダメでしたよね?」と話しかけました。

 

なぜディープコアな西成の中でも最深部ともいえる萩の茶屋でベジタリアンメニューなのかと気になっていたことを、ストレートに聞くと、店主は肉を食べないのでとの返事で、その理由まで聞くつもりは無かったのですが、女性客が「道端で轢かれた動物を見てダメになった」と話してくれました。

 

店主も「昔飼っていた犬が死んだのがキッカケ」とのこと。

 

その後、出てきたベジカレーに、女性と一緒に「ご飯多すぎ!」と店主に云うと、場所柄でご飯が少ないという客が多く、だんだん増えてこの量になったとのこと。

 

ゆるりとした時間のなか、「外人はベジタリアン結構いるよね」、「日本はベジタリアンメニュー少ないよね」などと会話し帰りました。

 

ちょっと考えるキッカケになった日でした。