単位収穫量

華漣の項で書きましたO君ですが、他にも面白い話をしていました。

 

彼の専門にしている貝類は、単位収穫量が大きいので、世界の食糧事情に大きく貢献できるそうです。

 

潮干狩りに行った時のことを思い出しました。さして広くない所でバケツ一杯のアサリが採れました。

 

縄文時代のご先祖様たちも、貝を食べて栄養を付けていたのでしょう。

 

O君は、貝で世界が救えると考えています。

 

素晴らしいことだと思うのですが、彼の周りの水産関係者は、世界には興味が無いようです。

 

世界が身近になっていて、遠くの国の金融危機が日本にも少なからぬ影響がある現在。

 

森と海が繋がっていて、森が健全であることが海にとって大切なことと知られている現在。

 

広く考えることは自分のためにも重要だと思います。

 

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単位収穫量で検索していて、気になるサイトを見つけました。

 

世界各国と日本の農産物単位面積当たりの収穫量の比較

 

驚きました。

 

日本の農産物の単位収穫量がこんなに低いとは・・・

 

農林水産省や農協は何をやっているのでしょうか?

 

上のサイトの関連のページに、

 

「多くの作物について、日本は主要先進国の中で唯一、単位面積当たりの収量の伸びが30年間も止まったまま」

 

との記述がありました。

 

日本の農業技術は国際的に低レベル

 

TPP交渉が続いている最中ですが、こっちをどうにかしないと話になりません。

 

農林水産省や農協は、生産者や消費者の利益の方に、この機会にちゃんと向き直るべきです。

 

要するに、お役所は自分たちの都合を優先した内向き姿勢なのでしょう。