岡山

故郷の岡山は取り立てて目立つことはないのですが、いろいろと地味に面白いところです。

 

食には仏語のテロワール、風土が大きな影響を与えます。

岡山は海、平地、高原、気候のバランスが適当に良く、食は豊かな方に思います。

 

今年、宮城で開催された全国和牛能力共進会では、各ランクで宮崎や鹿児島等の九州勢が評価されていました。

CSのニュースで見たのですが、生産者へのインタビューで、50年前は兵庫、岡山が肉牛を主導していたそうです。

兵庫は神戸牛、但馬牛とブランドを維持していますが、岡山は知りませんでした。

今ではもっと頑張って欲しいと言われていました・・・

そういえば、B-1で蒜山ホルモン焼うどんなんてのもありました。

実際子供の頃、新鮮さが命のホルモンが売られていたよ!そうなんだ。

共進会でも、鹿児島の優等牛の親に岡山の牛を使っているものもいました。

がんばろう!!!

 

魚介でもへーがありました。

10年少し前、鰆で他県と料理対決して結構な高評価を得ていました。

日生の牡蠣や下津井の蛸は名物ですが、最近では児島湾の青鰻が人気のようです。

児島湾は汽水域ですが、干潟なので蟹などの餌が豊富なのです。

友人の長崎県の水産試験場の研究員曰く、水産庁も成功例としてVTRを配って宣伝しているらしい。

 

肉、鰻ときましたが、次はバナナ。

熱帯のイメージのバナナですが、国産の方が安全性や完熟度合いで遥かに優れているようです。

但し、気候の問題がありますが、コペルニクス的発想で解決!!!

なんと、凍らせ危機的状況に追い込み環境対応をリセットという荒業!

すごいです。

 

そういえば先日、千原せいじのキッズワールドで観たインドネシアのテンペ。

岡山でも作っていることを思い出しました。

なぜテンペなのか?

 

なかなかユニークな岡山です。