天王寺の鳥ひろ

昨日、ACLのセレッソvs浦項戦を観た後、天王寺の鳥ひろで遅い夕食をしました。

 

20年来のお気に入りのお店ですが、ここ数年はあまり行けてませんでした。

 

久しぶりにお会いした大将は、すっかり白髪が増えていました。

 

懐かしい味を楽しみながら、いろいろお話をしました。

 

中でも興味深かったのは、TVやネットが及ぼす飲食店への影響です。

 

ここ数年は、常識があるのか無いのか判らない、客とも言えない方々が来られるようになったそうです。

 

4名でお水と焼鳥3本の注文だけの客・・・一応お客?

酔っ払ってきて焼鳥を食べず1杯のお酒で粘る客・・・一応お客?

アベックで席に座っておしぼりもらっておきながら交互にトイレに行ってそのまま帰ろうとする奴・・・客ではない!

などなど・・・

 

もっとひどいのが、混みあう時間帯に予約を入れてこない奴ら。

数人で予約電話を入れてくる一見さんの10組中5組がそうだとか。

 

小さなお店で、これはキツイです。

 

サービスの主眼点をどこに置くかは、店の大小、客層や営業形態で違ってきます。

 

これらを並列に紹介して、どのお店も同じように扱うネットやTVの害もあるように思います。

 

勿論、口コミをちゃんと読まずに行く方の責任ですが、何処に行っても良さそうに見せている側も多少無責任に見えます。

 

ネットの有名なサイトは店を勝手に掲載していたりもします。

 

小さなお店がTVに出たところ、一時的に客が押しかけ、かえって迷惑したとの話もあります。

 

小さなお店のご主人達の多くは、客層も悪くなるし、TVに出なくても良いと考えているそうです。

 

TVお断りのお店は、決して高ピーな理由だけではないようです。